SoundHorizon考察 Chronicle 2nd

考察するにしてもマニアックなところまで踏み込むには難しいから初級から…
あくまで自分の考察メモなので、参考にするには使い物にならないかと…
歌詞から分かる確実性の高いものを書いてます
個人的な意見はあまり入れないようにしてますが時々入れてます
そこは赤文字にしているでガン無視してくださって結構です(笑)

Chronicle 2nd01.黒の予言書


主人公は〈黒の神子〉(ルキア)
彼女の養父(ノア)が主な登場人物
まず歌詞から分かること↓

  • 両親共に他界し組織(黒の教団)に引き取られる
  • 何らかの理由によりノアと袂を分かち組織を逃亡
ここは言われなくてもご存知ですね!今更!
では〈黒の予言書〉について歌詞↓

〈黒の予言書〉それは「存在してはならない書物」
とある予言書崇拝教団の施設より押収された
全二十四巻から成る黒い表紙の古書

登場人物の「ノア」という名前から旧約聖書の「ノアの箱舟」を連想すると思います
SoundHorizonの公式では〈黒の予言書〉の筆者は「永遠を手に入れた魔術師・ノア」だそうです
…ということは十中八九 養父(ノア)=永遠を手に入れた魔術師ですね
そしてその旧約聖書は神様が天地を創ったところからノアの箱舟までの「創世記」
エジプト脱出してモーセが海を割ったり十戒を受けたりした「出エジプト記」
…の2つの書から成る39巻と言われていますが、それはプロテスタントの場合
ユダヤ教では24巻と数えられています(内容の範囲は変わりませんけど)
SoundHorizonの曲はいつもモデルがあるので〈黒の予言書〉=旧約聖書(特に創世記)かも?

そこに記されていたのは 有史以来の数多の記録
ある種の整合性を持つ 歴然とした年代記
我らの肯定してきた歴史とは何なのだろうか?

書の記述は未来にまで及び 一つの相違
複数の学説を芽吹かせ 蠱惑の論争を咲かせる
その最大の論点は 近い未来この世界が
終焉を迎えるという〈史実〉

「我らの~」ということは書かれている歴史は私たちが知っている歴史とは違うということですね
そして最大の問題というのは世界の終わりです
予言書の筆者のノアは世界を終わらせようと目論み
ルキア(と他の仲間)はそれに反発している…

あの頃ボクらが夢見てた 未来へ駈ける白馬を
追い駈ける影があることも 知らなかったボクらを乗せて
疾って往くよ…予言された終焉へと…
に対して
あの頃ボクらが夢見てた 未来へ託した地図を
描き換える影があることも 識らなかったボクらを超えて
疾って往こう…予言にない〈ハジマリ〉へと…

最初は予言書どおりに終焉に向かっていくルキア達
しかしその予言書は誰かによって描き換えられていく・・・


1曲目からでは此処までしか、まだ分かりませんね
曲を追っていきながら分かり次第、追記していきます
ここまでご覧下さりありがとうございます

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